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NPO法人おとくにパオとは

 

おとくにパオの前身は「乙訓親と子の劇場」です。1980年から20年間の活動の後に、地域のすべての子どもたちを対象にした、より開かれた活動を目指して特定非営利活動法人となりました。

法人となって15年、私たちが届けたいと思ってきたのは、子どもたちの日常の中で、自然の中で夢中になって遊ぶ時間であり、生(ナマ)の舞台を見て心揺さぶられる感動のひとときであり、異年齢の仲間といっしょに困難を乗り越え喜びを共有する居場所でした。しかしそんな15年のあいだに、子どもたちが育っていく環境はどんどん変化し続けました。IT環境の進化は膨大な情報をもたらすと同時に、便利なツールを子どもたちに与えることとなり、コミュニケーションの形はもちろんのこと、日々の暮らしの姿も大きく変えようとしています。

 

そんな日々の中であらためて私たちは考えます。目には見えないけれど、子どもたちの中に育ってほしいと願うものはなんなのかと。

たとえば、人とちゃんと向き合って思いを伝える勇気、自由に表現する創意、誰かの思いに寄り添う優しさ、誰かの助けになろうとするときに湧き上がる力、同じ感動を分かち合う共感、困難を前にして逃げずに立ち向かう強さ・・・

子どもの豊かな育ちに思いを寄せる大人たちが集まって、そんなことを語り合い、時に悩んだり迷ったりしながら、でも一番は"楽しいから!"、膝を突き合わせて今日もなにか新しいことしようと考えています。そして、そんな大人たちの姿を見て、「大人になるのっていいかも。」と、子どもたちが感じられるよう、大人も成長し続けていたいと思っています。

 

そんな場所で、あなたの参加を待っています。

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